今年の干支・巳にちなんでヘビに関する生き物の企画展示が玉野市の渋川マリン水族館で開催されています。
海の生き物を楽しめる渋川マリン水族館では、およそ30年前から恒例となっている干支展が行われています。
今年は、ウミヘビやヘビに似た生き物が集まりました。
こちらは、しま模様が特徴的なシマウミヘビです。
猛毒を持つアオマダラウミヘビと見た目が似ていて、身を守るために擬態していると考えられています。
国内では、沖縄や高知など南の海で見られます。
ウツボなどと同じ水槽には、モヨウモンガラドオシが展示されています。
こちらもウミヘビの仲間で、長さは1メートルほどと存在感があります。
ホタテウミヘビは、背びれが船の帆のように立っていることが名前の由来です。
瀬戸内海にも生息していて、アナゴ漁などで一緒に捕れることもあるそうです。
そのほか、渋川マリン水族館の近くで捕獲された陸ヘビの「アオダイショウ」やヘビのようにとぐろを巻いた「オオヘビガイ」も展示されています。
ヘビをテーマにした干支展は、2月2日まで開催されています。
なお、渋川マリン水族館は、今月3日まで開館していて、4日は休館、5日以降は毎週水曜日が休館日です。