第28回倉敷市民文学賞の表彰式が行われ、6つの部門で9人が最も優秀な大賞に輝きました。
倉敷市民の文芸活動の振興発展を目的に、1997年に創設された市民文学賞。
今回は上が98歳、下が小学1年生まで、倉敷市民758人から1696点の応募がありました。
審査の結果、随筆や川柳など7つの部門で70点が入賞しました。
このうち童話では、9年ぶりに小中学生から大賞が選ばれました。
倉敷天城中学校3年の松永悠伽さん。タイトルは
「おばあちゃんの最強野菜」です。
大賞受賞者で最年少は、大高小学校6年の谷口晴さん。
川柳での受賞です。
83歳の広本英昭さんは、戦争で亡くなった父を詠んだ短歌で2度目の大賞です。
このほか大賞を受賞した方は、ご覧の通りです。
川柳・一般山崎寿々女現代詩の滝口泰隆さんは、2回目の受賞です。
小中学生では、琴浦中学校の渡邊さん、橋本さんがアベック受賞です。
小説部門は5年連続で選ばれませんでした。
なお、入賞作品は、3月発売の「文芸くらしき」に掲載されます。