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玉野市立荘内南幼稚園で閉園式が行われました。
園児の減少などを理由に、同じ地区にある荘内幼稚園と統合するため、45年の歴史に幕を下ろしました。
荘内南幼稚園最後の卒業生5人が、旅立ちの日を迎えました。
藤本実穂園長から一人ずつ卒業証書を受け取りました。
そして、先生と保護者に感謝の気持ちを込めて、お別れの歌をうたいました。
荘内南幼稚園は、荘内地区の人口増加などを理由に、1980年、荘内幼稚園の分室として設置されました。
ピークだった1981年度には97人が通っていました。
2000年度からは独立した幼稚園となり、同時に市内で初めて3年保育をスタートさせました。
しかし、人口減少と保育園のニーズが高まったことなどを要因に、在籍する園児は2023年度が18人、今年度は11人となっていました。
地元の住民なども出席して閉園式が行われ、柴田義朗市長が、これまで幼稚園を支えてきた地域と保護者に感謝の気持ちを伝えました。
そして、年中、年少の園児も一緒になって、最後の歌を学び舎に響かせました。
今年度末まで在籍する年中、年少の園児6人は全員、統合される荘内幼稚園に移り、新しい生活をスタートさせます。
45年間の感謝の気持ちを込め、青空に放たれた風船を、子どもたちはいつまでも見送っていました。