岡山県と香川県の高校生選手が争う備讃交流ボクシング大会が19日に開かれました。
女子バンタム級には先月春の全国高校選抜で優勝した玉野光南高校の長谷部桃子選手が出場しました。
岡山市の関西高校で開かれた大会にはエリア内から倉敷工業高校と玉野光南高校の選手が出場し香川県の高校と激闘を繰り広げました。
女子バンタム級の試合には先月開かれた全国高校選抜大会で優勝し大会2連覇を達成した玉野光南高校の3年生長谷部桃子選手が出場しました。
この日の対戦相手は高松工芸高校3年の田中選手。
去年12月に行われた全日本女子ジュニア選手権で3位の実力者です。
長谷部選手は、階級が1つ上の相手に対し序盤から得意の左ジャブを的確にヒットさせ試合を組み立てていきます。
2ラウンドからはセコンドのアドバイスをもとに立ち位置などを修正し完全にペースをつかんでいきます。
そして、迎えた最終3ラウンド序盤右ストレートのカウンターがクリーンヒットしダウンを奪いました。
その言葉通り、素早い連打で2度目のダウンを奪いレフェリーが試合をストップ。
選抜を制した実力を見せつける圧巻の試合運びで勝利しました。
長谷部選手は今後国民体育大会予選や玉野市で開かれるインターハイなどを見据えて練習を重ねます。