梅雨の時期の大雨に備え高梁川と小田川で、堤防や護岸の点検が行われました。
岡山河川事務所は、梅雨で雨量が増える出水期を前に高梁川、吉井川、旭川で毎年点検を行っています。
この日は、岡山河川事務所の職員やボランティアなど約10人が参加し、高梁川河口付近から上流に向かって18.1キロの区間と高梁川の支流である小田川のうち倉敷市真備町を中心とした2.2キロの区間を点検しました。
河川事務所では今回の点検のほかに委託業者による河川パトロールを毎週行っていて、その際に見つけた異常箇所や過去の点検の記録に基づき調査するポイントを決めています。
参加者は、堤防や護岸に亀裂や穴がないか、過去の写真と比べ急激な変化がないかなどポールを使って調べました。
点検記録は、専用の端末に入力し今後の河川の管理に役立てるとのことです。
今回の点検では、高梁川の河口付近で波により土砂が流出し護岸の一部が変形していることが分かりましたが安全上大きな問題はなかったということです。