琴名流大正琴吉備支部の定期演奏会がマービーふれあいセンターで開かれ、支部で10年ぶりに誕生した「名取」が披露されました。
琴名流大正琴吉備支部は、1985年ごろに設立され、倉敷市真備町、総社市、矢掛町の約30人で活動しています。
7年前の西日本豪雨災害ではメンバーの多くが被災しましたが、楽器の寄付を受けるなどして演奏活動を続けてきました。
39回目を迎えた定期演奏会では、長唄や民謡、歌謡曲など20曲以上を披露しました。
日本舞踊との共演もあり、観客を魅了しました。
大正琴吉備支部ではこのほど、流派の指導者資格「名取」を得たメンバーが3人誕生したことから、演奏会に合わせて免状の授与と記念演奏が行われました。
いずれも真備町の浅野美恵子さん、井上百合子さん、田原啓子さんの3人です。
このほか、つくし会による銭太鼓や傘踊りなどの演目もあり、今年の定期演奏会も3時間半にわたって大いに盛り上がりました。