井原鉄道の吉備真備駅周辺でスポーツとごみ拾いを融合させた環境美化の新たな取り組みが行われました。
井原鉄道 吉備真備駅で開催された井原鉄道沿線エコチャレンジには地元住民や学生、沿線のボランティア駅長など約30人が参加しました。
参加者は7チームに分かれ、駅周辺の半径500mに捨てられているごみを拾いポイントを競います。
拾ったごみの種類100グラムごとにタバコの吸い殻は50ポイント ペットボトルは30ポイントなど、得点が変わります。
吉備真備駅を出発した参加者は60分の制限時間内で道端や溝、草むらのごみを念入りに探しながら約800m先にあるゴールのまびふれあい公園を目指しました。
ゴールに到着後、拾ったごみを分別し重さを計ってフィニッシュです。
参加者全員で約10キロのごみが集まり、計測の結果2.7キロを集めたボランティア駅長チームが優勝しました。
この活動の発起人は、山陽学園大学3年生の杉本拓弥さんです。
杉本さんは大学で取り組んでいるごみ拾い競技「スポGOMI」から着想を得て井原鉄道や地域住民、企業などと連携しながら計画を練ってきました。