瀬戸大橋で普段は立ち入れない管理通路や塔の頂上を見学するツアーが開かれました。
瀬戸大橋塔頂体験スカイツアーは与島から坂出市番の州へ架かる北備讃瀬戸大橋で行われ岡山県内外から40人の参加者が集まりました。
参加者は、橋を支える巨大なコンクリートブロックアンカレイジから水平方向に伸びる管理用通路を進み海面から175メートルの高さにある塔頂へエレベーターで昇ります。
管理用通路のすぐ横にはJR瀬戸大橋線が通っていて特急しおかぜやマリンライナーが通過する様子を間近に見ることができました。
狭い階段を上った先には塩飽諸島や四国、本州まで見渡すことができる360度の大パノラマが広がっています。
ツアーでは瀬戸大橋の建設や整備に携わった技術者がガイドを務め、歴史などを解説しました。
参加者は解説を聞いたり写真を撮ったりして瀬戸大橋からの景色を楽しみました。
瀬戸大橋塔頂体験ツアーは車で通過するだけではなく技術や歴史を知り、瀬戸大橋を身近に感じてもらうため1998年から始まりました。
ツアーの6月の予約枠は既に定員に達しています。
開催予定の9・10・11月の予約は特設サイトや電話で7月から受け付けるということです。