水島工業高校建築科の生徒が1年間で学んだ成果を発表する作品展が倉敷公民館で開かれています。
保護者や地域住民に学習の成果を発表しようと毎年開かれている作品展には、水島工業高校建築科の1年生から3年生116人が授業で製作した建築図面や住宅模型などおよそ140点が並んでいます。
1年生は建築技術者に必要な専門技術の基本となる木造平屋建て住宅の建築図面や住宅模型、2年生は鉄筋コンクリート構造の建築図面を製作しました。
そして3年生は3年間の学びの集大成となる卒業設計作品を展示しました。
テーマは自由で、クラゲをモチーフにした3層構造の水族館やスペインのサグラダ・ファミリアの外観をイメージしたホテルなど個性豊かな設計図が展示されています。
また会場には県内4つの工業高校に通う代表生徒20人による競技会で優秀賞に輝いた3年生の坂本夏矢冬さんの作品も展示されています。
テーマは「愛犬と家族の絆」と「楽しさの追求」の2つでケージと家族が集まるダイニングを隣接させたり、アクティビティスペースを設けたりするなど家族と愛犬の交流が増えるような工夫がされています。
このほかにもコンペに出展した作品や校内で開かれた建築物のスケッチコンテストの作品など生徒たちの学生生活が垣間見えるような作品展になっています。
水島工業高校建築家作品展は今月14日(日)まで、倉敷公民館で開かれています。




