倉敷市福田地区の地域の成り立ちや過去の生活道具などを展示している資料館が今年度いっぱいで休館します。
3月末で休館になるのは、倉敷市福田町古新田にある福田歴史民俗資料館です。
いまからおよそ400年前の福田地区は、旧高梁川から運ばれた土砂が堆積し、干拓に適した場所になっていました。
ここでは、江戸時代中期から行われた大規模な干拓・新田開発の記録や発展していった農業の歴史が、実際にこの地の農家で使われていた道具とともに展示されています。
道具には、使い方などの解説が添えられていて、当時の人々の暮らしぶりを知ることができます。
また、当時の農業の様子を収めた写真の数々や1884年に福田地区を襲い600人以上の犠牲者を出した大水害の被害記録など貴重な資料も並びます。
この資料館は、1987年に福田地区の歴史を後世に伝えていこうと倉敷に合併する前の児島郡福田町役場跡地に建てられ地域住民の手によっておよそ40年運営されてきました。
このたび、倉敷市が再来年度から開始する公共施設個別計画の対象になり休館することとなりました。
資料品や建物の今後については未定です。
福田歴史民俗資料館は入場料無料で、3月29日(日)まで毎週土曜と日曜の午前10時から午後4時まで開館しています。




