総社市にある国指定史跡の江崎古墳が、20年ぶりに一般公開されました。
総社市内でも数少ない石の棺=石棺が残っている前方後円墳で、訪れた人は間近に古代ロマンを体感しました。
作山古墳から東へ1kmのところにある江崎古墳は、今から42年前に発掘されました。
西暦593年ごろに築かれた全長45mの前方後円墳です。
このころは、四角い形で頂上が平らな方墳が主流だったため、備中地域で最後の前方後円墳とされています。
横穴式の石室がありますが、中の一部が崩落したため、2006年から立ち入り禁止になっていました。
このほど、崩れる危険が少ないと判断し、総社市ではステンレス製の階段と扉を新たに設けるなど、安全対策を施して、今年度から再び公開することにしました。
全長13.8m、高さ2.9mの石室は、花崗岩で作られています。
天井の石は持ち去られていたため、発掘後はコンクリートで復元しています。
石棺は井原市でとれた貝殻石灰岩でできています。
中には男と女それぞれの骨が残っていたそうです。
石室の一般公開は20年ぶりで、今回は吉備路ボランティア観光ガイドの城戸潔さんが、来場者に詳しく解説しました。
「これは盗掘の跡石灰岩でもろく叩けば簡単に割れる盗掘に入った人がここを開けて宝物を盗ろうと中を見たら遺骨があったのでちょっと怖かったのでは(江崎古墳の20年前に作られた)こうもり塚古墳と比べると盗まれるものが少なくたくさんお宝が残っていたこうもり塚古墳の方が立派権力を持った人その後継者がここの人だろうと言われている」総社市では見学にあたって、石室の壁に詰めてある石を触らないよう、注意を呼び掛けています。
一般公開は今月6日まで行われています。
(午前10時~午後3時)なお、古墳のそばに駐車場がないため、吉備路風土記の丘県営駐車場に停めて、徒歩でお越しください。




