総社市立総社中学校の校舎建て替えが終わり、引き渡し式が行われました。
総社中学校の校舎は、耐震化を理由に去年6月から建て替え工事が進められました。
新校舎は鉄筋コンクリート造りの4階建で総工費はおよそ10億円です。
新校舎引き渡し式には総社中学校の生徒と教職員、総社市の片岡聡一市長や市議会議員などが出席し、学校へ新校舎のジオラマが贈られ出席者で完成を祝いました。
新校舎の特徴は、廊下や教室には内装に温かみのある木が使われています。また、エレベーターを設置したり教室出入り口の段差をなくしたりするなどバリアフリー構造になっています。
共有空間となる多目的ホールも整備されました。職員室はペーパーレス化にむけ職員全員がパソコンで業務をできるようにしたほかプロジェクターを使って会議ができる設備が整っています。
このほか、太陽光発電設備も設置されました。また、総社中学校は地域の防災拠点として災害時に活用するため、今後、新校舎北にある旧校舎を解体し、備蓄倉庫や自家発電施設を整備する予定です。