総社市泉の介護老人保健施設に入所している秋政方一さんが100歳の誕生日を迎え、総社市などからお祝いが贈られました。
お祝いは、秋政さんが去年から入所している、泉リハビリセンターで行われました。片岡聡一市長や施設入所者などが集まって、長寿を祝いました。大正4年11月14日生まれの秋政さんは、総社市影の出身で、警察官として働いたほか、終戦後は総社市美袋に住み30年にわたり、民生委員を務めました。その功績をたたえられ、市政功労賞も受賞しています。以前は写真も趣味で、総社市と合併する前の昭和町の町史に掲載した写真のほとんどを担当するほどでした。
土光壯六施設長や片岡市長から賞状と記念品などを受け取った秋政さんは、「おめでとう」と声をかけられると、うれしそうにうなずいていました。
現在は車イスでの生活ですが、食事も好き嫌いなく食べ、入所者の人たちと穏やかに日々を過ごしているそうで、長生きの秘訣はくよくよしないことと話していました。
総社市で100歳以上となったのは、秋政さんが48人目、男性では8人目となりました。