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がんばれ!大ちゃん②倉敷FSCの想い

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高橋大輔選手「小さいとき一緒に練習していた選手が大きくなっていたり、1つの声援でも地元の暖かさを感じましたし、これからスケートをやっていくうえで、ここに返ってくる場所があるんだなと思うと、安心して戦いにいけるなと思った」

2008年4月、高橋選手をはじめ、岡山県のスケート関係者たちがサンピア倉敷のスケートリンク存続を訴え、チャリティエキシビションを開きました。高橋選手がかつて在籍した倉敷FSCも練習拠点としている大切なスケートリンク。後輩たちのため、高橋選手も立ち上がったのです。

それからおよそ1年後、高橋選手らの声は、全国各地へと広がり、スケートリンク存続へ結びつきました。スケートリンクには今も、高橋選手につづけと、日々練習に励む後輩たちの姿があります。

その中の一人、連島中学校3年の田中刑事選手。今年1月に開催された冬季国体少年男子で、中学生としては高橋選手以来の優勝を果たすなど、将来有望の選手です。そんな田中選手にとって、高橋選手はあこがれの先輩です。
田中選手「始めた頃はあまり認識がなかったですが、練習していくごとにすごい選手だなと思っていた。練習風景もすべてがお手本になっていて、格好よかった」

また、倉敷翠松高校3年の大熊奈生子選手も、高橋選手を見て成長してきた一人です。
大熊選手「高橋選手がいるときはいつもお手本にして練習していた」

そして、倉敷FSCの中で、最も高橋選手をよく知る選手が、大上偉才選手です。高橋選手の1歳年下で、ともに成長した仲です。
大上選手「小さいときは争うというのではなく、楽しくやっていた。ほかに男の子がいなかったので、リンクの中でも外でもよく遊んでいた」

日本スケート連盟の強化選手にも選ばれ、トップスケーターに混じって活躍する大上選手ですが、当時から高橋選手には敵わなかったといいます。中学3年のとき、当時高校1年の高橋選手とコンビを組んで出場した冬季国体は思い出の1つです。
大上選手「大ちゃんの足を引っ張らないようにと思っていたので団体優勝できるとは・・・。うれしかった」

このように「高橋大輔」という偉大な先輩に引っ張られるかのように次々と好成績を収める選手たち、そこにはクラブ創設当初に関係者が思い描いたシナリオがありました。
佐々木監督「クラブの中で旗印になるトップレベルと互角に戦える選手を出したいというのが最初の目標だった。(高橋選手は)最初の土台をつくってくれた選手であり、追いかけていかなければいけない存在」

高橋選手は倉敷フィギュアスケーティングクラブの象徴であり、あこがれの先輩に対する後輩たちの期待も大きいものがあります。
田中選手「最高の舞台なので僕も目指せるようにがんばりたい。お手本にしてきた尊敬する選手なので優勝してきてほしい」
大熊選手「遠いようで身近な存在なので、金メダルを取って倉敷に帰ってきてほしい」
大上選手「結果的に言えばメダルを下げて帰ってきてほしいが、高橋選手が求めている演技を世界にアピールしてほしい」
倉敷FSCメンバー「オリンピックがんばって!金メダル待っています!」
  • 放送日:2010/02/11(木)
  • 担当者:藤中宏充
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