年末年始の準備で忙しくなる師走もおよそ半分が過ぎました。倉敷市の大原美術館では年末恒例の大掃除が行われました。
大原美術館では、毎年年末の休館日を使って、1年間の汚れを落とす大掃除を行っています。今年4月にオープンした児島虎次郎記念館では3つの展示室を作業員10人で掃除しました。記念館には児島虎次郎が集めた古代エジプトや西アジアの美術品およそ1300点と児島虎次郎が描いた作品200点が収蔵されています。
古代エジプトや西アジアの美術品40点が展示されている第1展示室では、美術品を展示するためのアクリルケースを傷がつかないように手袋をはめ丁寧に埃を拭き取っていきました。今年度、大原美術館にはおよそ20万3000人が訪れていて、そのうちのおよそ3割にあたるおよそ7万人が児島虎次郎記念館にも訪れています。(4月1日~昨日時点)記念館では来年も展示品を入れ替えながら児島虎次郎の功績を伝えていきます。
大原美術館は今月22日(月)から26日(金)まで休館し、27日(土)から通常開館します。※1月1日は本館のみ開館
なお、本館に展示する絵画の掃除は、長期休館に入る2月9日以降に行うということです。




