総社市のヒイゴ池湿地では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」と、湿地に生えるランの仲間「トキソウ」が見られるようになりました。
体長が2Cmにも満たないハッチョウトンボ。
オスは鮮やかな赤色、メスは茶褐色で体に黄色や黒色の横縞があります。
今月15日頃から10匹ほどが見られるようになりました。
薄い紫色の可憐な花をつけるトキソウは、ヒイゴ池湿地の中におよそ4,000株が群生しています。
ともに全国的に絶滅のおそれがあり、県内でも生息地が限られている貴重な昆虫と植物です。
ハッチョウトンボは6月中旬が一番姿を見ることができる時期で、トキソウは6月上旬までが見ごろだということです。