これからのシーズン、火災の発生が増加してきます。
暖房器具の火災予防は万全ですか?
寒くなってくるとストーブが各家庭で活躍します。最新のものは衝撃などを受けると自動的に消火する安全装置がついていますが、使い方を間違えると火災につながります。部屋の中を温めるストーブには灯油を使うもの、電気を使うものがあります。ストーブが火元となった火災は倉敷市内では平成30年度に5件発生しています。倉敷市消防局管内の平成30年度の建物火災は84件で、火災の増える12月から3月の期間では全体の42%35件でした。今年度もこれからが空気が乾燥する季節になるので注意を呼び掛けています。また、予防だけでなく、火災発生をいち早く知らせ、避難行動に結び付ける住宅用火災警報器の設置についても呼びかけています。今年6月1日現在、岡山県全体の設置率は78%で、47都道府県の中で35位、さらに、倉敷市は岡山県の設置率を下回る75%と低い数値になっています。火災の多発する季節を迎え、自ら予防すること、万が一に備えることが命を守ることにつながります。