西日本豪雨被災地の総社市下原地区で、被災後に使っていたブルーシートを活用したトートバッグ作りが始まっています。
使用済みのブルーシートを使ったトートバッグ作りは、社会福祉法人雪舟福祉会が企画した復興支援事業です。被災後に使ったブルーシートでトートバッグを作り販売して得た収益金を復興に役立てるとともに、企画を通して災害を風化させないことを目的にしています。企画はBridge Okayamaと名付けられ、ブルーシート製造販売の萩原工業やトートバッグ製造販売のバイストンなども活動に賛同し支援しています。総社市下原地区には下原や真備で使われたブルーシートが集められ、住民有志が40センチ×70センチに切りそろえたあと、水洗いをして綺麗にしていきました。集まったのは50人を超える地域住民で、笑顔で作業にあたっていました。洗ったブルーシートは乾燥させて、トートバッグ用に再度切り出され、最終的にはバイストンの工場に運ばれて加工されます。ブルーシートのトートバッグは7月ごろ完成予定です。