倉敷市で、きょう(8日)、50代女性と60代男性の2人の新型コロナウイルス感染が確認されました。
2人は、きのう(7日)、陽性が確認された20代女性の同居の家族です。
15例目となる50代女性は倉敷市内の福祉施設の職員です。
今月4日に勤務したあとは主に自宅で過ごしていて症状はありません。
県外への移動もないということです。
女性は、きょう(8日)、県内の感染症指定医療機関に入院しています。
16例目となる60代男性は、今月3日から5日まで、持病の治療のため市内の医療機関に入院していました。
その後は自宅で過ごしいて、症状はないということです。
県外への移動もありません。
濃厚接触者については調査中です。
この50代女性と60代男性はきのう(7日)に感染が確認された14例目の20代女性の同居の家族で濃厚接触者として7日にPCR検査の結果、陽性が判明しました。
男性は、きょう(8日)、市内の医療機関に入院しています。
20代の女性は今月4日に感染が確認された20代女性と同じ倉敷成人病センターのリハビリテーション科に勤務していて、濃厚接触者ではありませんでしたが、病院が独自に行ったPCR検査で陽性が判明しました。残る濃厚接触者の同居の家族2人と患者の1人は、全員陰性が確認されています。
職員2人の感染が確認された倉敷成人病センターは、きのう(8日)、リハビリテーション業務を当面休止すると発表しました。
今月24日(月)の再開をめどに感染管理の徹底を図り、準備を進めるとしていてリハビリに関連しない診療は引き続き最大限の感染対策を行った上で実施していくということです。
なお、きのう(7日)感染が発表された10代の県立高校の生徒と40代の男性会社員の濃厚接触者については全員、陰性が確認されています。