政府が推進するGIGAスクール構想の本格的な運用に向けて、総社市の小学校で1人1台のノートパソコンを活用した授業が行われました。
「GIGAスクール構想」はパソコンやタブレットなど1人1台の情報端末と、高速大容量の通信ネットワークの整備を目的としています。
総社市は市内の小中学校へおよそ6000台の情報端末を整備し、児童生徒へ配布しています。
3学期からの本格的な運用を前に、総社西小学校の6年生の授業で先行的に活用しました。
授業ではグーグル社が提供する調査管理ソフトを使い、小学校卒業前に誰に感謝の気持ちを伝えたいか統計を取り、回答が多かった「家族」への感謝をどんな方法で伝えるかを考えます。
児童たちは、思いついたことや検索サイトを使って調べたことをクラウドアプリを使い付箋を貼るイメージで意見を書き込みます。
グループで画面が共有できるようになっていて、意見を書き込んだ後はグループに分かれてどんな手紙、どんなプレゼントがいいか話し合いました。
最後は、グループごとにまとめた意見を発表し共有していました。
総社市では来年1月5日に小中学校の先生を対象にしたパソコンを使った授業の研修会を開く予定です。