県内14のケーブルテレビ局が加盟する岡山県ケーブルテレビ振興協議会とNHK岡山放送局は災害時の放送連携に関する協定を締結しました。
協定書の調印式は、岡山市北区駅元町のNHK岡山放送局で行われ、岡山県ケーブルテレビ振興協議会の石井正人会長とNHK岡山放送局の滝沢昌弘局長が協定書に署名・捺印しました。
協定の内容は災害時におけるライブカメラ映像の共有や、放送素材のやり取りについて包括的に連携する内容です。
2018年7月の西日本豪雨災害など近年頻発している自然災害に対し、お互いに連携していくという機運が高まったため、ケーブルテレビ局の地域に密着した災害情報とNHKのノウハウを融合し、協力して情報発信を図っていくねらいです。
具体的な取り組みについては、今後協議を進め、覚書を取り交わし運用していくことにしています。
会員のケーブルテレビ局は今後、災害報道の勉強会や訓練などをNHKと協力して行うほか、共同でのコンテンツ開発なども検討しています。