西日本豪雨災害の体験を伝える語り部活動を広げていこうと発足されたグループ「語り部ネットワークまび」は語り部の活動について学ぶ研修会をオンラインで開催しました。
きのう(4日)、行われた研修会には「語り部ネットワークまび」のメンバーなどおよそ30人が参加しました。
会では、阪神淡路大震災の語り部として26年間活動してきた「語り部KOBE1995」の田村 勝太郎さんと長谷川 元気さんから語り部の活動について学びました。
小学2年生の時に被災し母親と弟を亡くした長谷川さんは語り部活動の中でも話している当時の記憶について語りました。
また、田村さんはこれまで26年間の語り部活動の中で大切にしてきたことを伝えました。
この他にも、歴史を伝承していくには学校での語り部活動を行い子ども達に体験を伝えていく必要があるなど様々なアドバイスが参加者に贈られました。
語り部ネットワークまび」の活動は倉敷市の令和3年度市民企画提案事業に採択され年度末の「語り部の会」開催に向け準備を進めています。
この研修会の模様は「語り部ネットワークまび」のユーチューブチャンネルに公開される予定です。