新型コロナウイルスのワクチン接種がいよいよ佳境です。
接種率が70%を超える玉野市では10月末で現在の接種体制を終えるため、「ラストスパート週間」の接種予約を開始しました。
きょう(27日)午前8時30分から始まった予約受付の様子です。
4つの回線すべての電話が鳴り続けました。
玉野市では、ワクチンの供給量減少にともない市民の接種機会を確保しようと、10月18日から30日までの間、玉野市民病院など19の医療機関で1380人分のまとまった予約枠を設けました。
9月に入ってから岡山市と倉敷市の住民からの玉野市の医療機関への予約が増えていて、占める割合は全体の35%に上るそうです。
そこで、玉野市民にいち早く接種してもらおうと10月6日まで市民限定で予約を受け付けることにしました。
玉野市の住民で2回目を接種した人の割合は、全体で74・3%となっています。
(9月27日現在)70代・80代は90%を超えていますが、20代は50%に達したばかりで、この日午前中のコールセンターは、若年層からの予約が比較的目立ちました。
玉野市では11月から接種する場所や日時をコールセンターが調整する方式に変わるため、スムーズに予約・接種を行える最後のチャンスとなります。
予約は電話のみで、玉野市新型コロナワクチンコールセンターまでお願いします。
■0863-33-1820(平日・午前8時30分から午後5時15分)
そのほかの自治体の接種体制です。
2回目の接種を終えた人が対象者の50%を超えた倉敷市では、モデルナ社製の集団接種を継続していく予定です。
(9月24日現在)
変わって、対象者のおよそ73%が2回目の接種を終えている総社市は10月中旬の集団接種以降、新たな集団接種を行う予定は現段階でありません。
個別接種は継続して随時、実施していく予定です。
(9月27日現在)
2回目接種を終えた人が対象者のおよそ60%となっている早島町は、最後の集団接種を10月4日から受け付けます。
(9月8日現在)1回目は10月16日で、2回目は3週間後です。
定員は90人です。
また、満12歳以上の小・中学生を対象とした優先接種の予約枠は216人分でまだ空きはあるということです。