総社市議会11月定例会は、最終日の21日、通学路で起きた事故の被害者に見舞金を支給する執行部提案の新たな条例案を否決して閉会しました。
否決された「通学路児童等安全確保条例」案は、先月市内で登園中の園児などが重体となった交通事故を受け、通学路で起きた事故の被害者に見舞金を支給するなどの内容です。
条例案は付託され2日に渡って審議した文教福祉委員会で否決、委員長報告があり、本会議では見舞金の支給に公平性、整合性が取れないなどの反対意見が出ました。
採決の結果、賛成少数で否決となりました。
このほか、国が進める18歳以下への臨時特別給付金については10万円全額現金で支給するための追加補正予算案などが提案され可決されました。
開会初日の先議で可決された5万円は17日に支給済みで、残りの5万円は24日に支給される予定です。
追加の補正予算案には住民税非課税世帯等臨時特別給付金も含まれています。
17億7232万円の補正予算案など17議案が可決されました。
また今月末で任期を終える大塚康裕副市長の退任挨拶が行われました。
本会議閉会後、議会側が記者会見し執行部提案の「通学路児童等安全確保条例」案を否決した経緯について説明しました。
【活かし】総社市議会村木理英議長【本文続き】否決されたことに対して片岡聡一市長は無念の表情で次のように述べました。