倉敷市児島の精神科医・吉村勲さんが手掛ける油絵の展示会が、倉敷市立美術館で開かれています。
巨大なキャンバスに広がる黒の世界です。
作者の思いを絵画に投影しています。
手がけたのは、倉敷市児島の精神科医・吉村勲さんです。
大学時代から抽象画を創作する吉村さん。
診察の合間を縫って、患者とのふれあいで感じた「こころの動き」をテーマにした油絵を制作しています。
今回の個展は、F100号とF150号という大きな作品を中心に32点を披露しました。
8年ほど前の作品から、今年に入って手掛けたものまであります。
吉村さんの心の中を表現しているブラックをベースに、レッド、ブルー、グリーン、イエローなど、さまざまな色が作品に浮かびます。
吉村勲さんの個展「黒のながれ」は、8日まで開かれています。