恐竜が美術館に初めて集結です。
骨格模型やイラストなど恐竜のトップアーティストによる作品の展示会が、倉敷市立美術館で開かれています。
展示室には、恐竜アーティストの作品およそ50点がずらりと並びました。
見所の一つが、倉敷市在住の溶接アーティスト三近延生さんが手掛けた、鉄の恐竜骨格模型です。
中でも、全長3・6mのステゴサウルスは迫力満点。
特徴的な背中の板は、鉄を焼くときの温度変化で模様を施しています。
こちらは、全国の博物館で展示されている恐竜復元模型の第一人者・荒木一成さんの作品です。
石を混ぜた紙粘土で作られた模型は、体の凹凸やしわなど、リアル感が伝わってきます。
イラストも充実しています。
恐竜の絵本を数多く出版する恐竜研究家のヒサクニヒコさん、恐竜イラストレーターのケータさんが描いた独創的な作品も目を引きます。
このほか、骨格模型の一部は、直に触ることができるため、子どもや大人も楽しみながら恐竜のロマンを感じられます。
倉敷市立美術館で初めて「恐竜」をテーマにしたこの特別展は、来月28日まで開かれています。




