総社駅の井原鉄道改札がリニューアルされ、新たな憩いの場が誕生しました。
井原鉄道の改札にオープンしたのは、レンタル販売スペースと休憩用ベンチからなる憩いの場『ADORIBA』です。
ラテン語で「好きなように・気ままに」を意味する『アドリブ』に「場所」の『場』を組み合わせて名付けられました。
レンタル販売スペースは、12年前に無人駅になってから使われなくなっていた改札をリニューアル。
地元の飲食店や団体などから出店者を募り、お弁当やパン、雑貨などを販売します。
そして、その前には木のぬくもりを感じる休憩用ベンチも出来ました。
デザインを担当したのは、岡山県立大学デザイン学部建築学科の畠和宏助教と研究室の学生です。
ベンチを上から見ると、井原鉄道のロゴマークになっていて、そこから生える1本の木には枝に井原線の15の駅が記されています。
この取り組みは、「駅に店がない」という利用者の声を受け、総社市のまちづくり会社・縁社屋が、今年度の市民提案型事業に「誰でもポップアップストア事業」として企画したものです。
これに合わせて、県立大と総社市が共同研究事業として休憩用ベンチを作り、ADORIBAが完成しました。
総社の窓口となる駅に新たな拠点をつくり、賑わい創出を目指します。
レンタル販売スペースは、月曜から金曜までの4時間単位で利用者を募集しています。
詳しくは、縁社屋までお問い合わせください。
【備考】
※縁社屋090-6419-1402
1日だけのお試し出店・個人のハンドメイド作品販売なども可能