倉敷市大畠の海岸で三宝認定こども園の園児がキジハタの稚魚を放流しました。
キジハタは瀬戸内周辺では「アコウ」とも呼ばれる高級魚です。
およそ3年で40センチほどになり市場価格は3000円を超えるといわれています。
放流を体験したのは三宝認定こども園の園児50人です。
園児たちは、見慣れない魚に興味津々の様子。
バケツに入った稚魚に「大きくなってね」と声をかけながら一斉に海に放しました。
この日放流したのは山口県の養魚場で育てた6センチほどの大きさの稚魚およそ3000匹です。
キジハタは放流場所から1キロ以内に留まって成長することが多く、西日本を中心に放流が盛んになってきています。
この取り組みは日本釣振興会が子どもたちに自然や魚に慣れ親しんでもらおうと開催しました。