JR倉敷駅前の再開発で整備された複合施設「あちてらす倉敷」がきょう(10日)開業1周年を迎え、記念イベントが開かれました。
あちてらす倉敷は、2棟のビルに住宅と店舗・オフィス・駐車場が入った複合施設です。
イベントは、テナントで組織する協議会が主催して、初めて開かれました。
テナントの総力を結集した1周年記念イベント。
屋外では、あちてらす倉敷で営業する飲食店が、特設ブースを出して自慢の味を販売しました。
特に人気を集めたのが、職業体験コーナー。
薬局では、子どもたちが白衣を着て薬剤師になりきります。
薬の調合や袋詰めなど、一連の仕事を本物の現場で体験しました。
こちらはフリーマーケット。
お店に立つのは子どもです。
家庭で使わなくなった子ども服やおもちゃなどを格安で提供しました。
お金と商品のやりとりなど、初めての体験に子どもたちは慣れない様子でしたが、一つ一つ物が売れるとうれしそうにしていました。
さまざまなワークショップも用意されました。
こちらは、倉敷芸術科学大学によるアートうちわ作り。
シルクの布の上に絵具で色を付け、オリジナルの1枚を作ります。
芸術学部の教授や学生のアドバイスもあり、個性的なうちわが出来上がりました。
また、倉敷中央通りに面した広場では、地元の幼稚園児や高校生などによる音楽ステージがあり、イベントに華を添えました。
あちてらす倉敷で営業するお店の代表2人が、訪れた子どもたちとじゃんけんをして触れ合うという企画もありました。
子どもが勝ったらお菓子の詰め合わせをプレゼント。
オープン1周年のあちてらす倉敷に笑顔が広がりました。
なお、音楽の演奏が行われた道路沿いの広場では、マルシェなどのイベントが定期的に開かれています。新たな利用者も募集しているとのことです。




