倉敷市内の養鶏場で今シーズン、県内で3例目となる鳥インフルエンザの感染が確認されました。
岡山県はこの養鶏場のおよそ3万4000羽を殺処分するなど、感染拡大防止の対策を進めています。
きのう(10日)、倉敷市内の養鶏場で見つかった死んでいるニワトリを県が遺伝子検査した結果、けさ(11日)、7羽が致死率の高い高病原性のウイルス H5型に感染していたことが確認されました。
倉敷市内では先月(10月)から今月(11月)にかけて別の2ヵ所の養鶏場でも鳥インフルエンザが発生しており、県内では今シーズン3例目です。
3例目の鳥インフルエンザが発生した養鶏場は今月(11月)4日に感染が確認された2例目の養鶏場からおよそ50メートルの場所にあります。
また、半径3キロ以内には別の養鶏場が1軒あるということです。
県は今回の養鶏場で飼育されていたすべてのニワトリおよそ3万4000羽の殺処分を進めています。
倉敷市は きのう(10日)夜、対策本部会議を開き、伊東 香織市長が市民に向け、冷静に対応するよう呼びかけました。