倉敷商工会議所青年部がアート鑑賞を通じて経済人としての感性を磨くセミナーを開きました。
大原美術館で開かれたセミナーには倉敷商工会議所青年部から約60人が参加しました。
このセミナーは、アート作品の鑑賞を通して、固定概念に捉われないものの見方やアート思考を養い新たなアイデア創出に繋げようと、倉敷商工会議所青年部が初めて企画したものです。
鑑賞ツアーでは、大原美術館が所蔵する作品を見て回りました。
児島虎次郎の「和服を着たベルギーの少女」では、顔の部分は何度も塗り重ねて描いているのに対し、後ろの柱はかすれた部分があり、少量の絵の具で描いているようにとれるといった、作品の描き方などの解説を聞くことで、多方面から物事を捉える感性を刺激していました。
作品を鑑賞した後は新渓園に場所を移し、接遇マナー講師の松田絵里さんを招いたビジネスセミナーを開催。
ビジネスで役立つ新たな発想を生み出すためのアート思考について理解を深めていました。