玉野市立玉野商工高校で、3年生による課題研究の成果が発表されました。
課題研究は、ビジネス情報科と機械科の3年生が、自らテーマを設定し、その解決を図る学習として行っています。
デザイン制作や職場体験、ものづくりなど、9つのジャンルごとに生徒代表がステージに立ち、1年間の取り組みをスライドで発表しました。
このうち商品開発に携わった生徒は、地元の業者と共同で弁当を開発しました。
栄養バランスを考えたレシピが実現できた一方で、製造コストと販売価格のバランスが取れず、食材を変更するなどの苦労も話しました。
機械科の生徒が携わったものづくり分野は、溶接やドローンなど4つの発表がありました。
横幅127ミリの鉄道模型「5インチゲージ」の研究発表は、地元企業の職人から指導を受けながら車輪とレールづくりに取り組み、実際に人を乗せて走らせることに成功しました。
今年は課題研究の発表会に1年生が初めて出席しました。
今後の学習の参考にもなることから、先輩の話を熱心に聞いていました。
課題研究発表会は、去年、おととしは新型コロナの影響でリモート開催でしたが、3年ぶりに体育館で開きました。
なお、商品開発の研究で生まれたお弁当は、1月15日に玉野市のショッピングモールメルカで販売されるということです。