倉敷市児島の緑丘小学校の児童が、地域の住民たちから日本の伝統文化を学びました。
稗田町民センターには緑丘小の6年生31人が集まり、日本舞踊と茶道、華道の3つのグループに分かれて体験しました。
この取り組みは、日本の伝統文化を学ぶことで「和の心」を育んでもらおうと、緑丘地区社会福祉協議会と緑丘婦人会の協力を得て、2006年から毎年行われています。
茶道では、茶碗の回し方や最後の一口は音を立ててすすることなど抹茶を飲む時の作法を学習。
華道では、それぞれが生け花に挑戦しました。
スイセンの葉に針金を通しえんぴつに巻き付けるとバネのような形になり、個性的な動きをつくることができます。
日本舞踊のグループは着物を着て扇を持ち、「さくらさくら」に合わせて踊ります。
始めは足の使い方や扇の動かし方に戸惑っている様子でしたが、何度も練習を重ね、最後は美しい舞を披露しました。
体験の後には、緑丘婦人会がばら寿司などの料理を振る舞い、みんなで昼食を楽しみました。
この体験学習は、来年以降も行う予定です。