倉敷市を中心に活動する陶芸家濵田伸一さんのスイートピーを使った器展が倉敷市のアートギャラリーで開かれています。
倉敷市本町にあるArtSpace路ゞには濵田伸一さんが作った花器や食器など、およそ50点が並べられています。
濵田さんは倉敷市船穂町に窯を持つ陶芸家で、1週間じっくりと窯焚きする鶏尾焼という独自の陶器を生み出しました。
倉敷市船穂町特産のスイートピーを刈り取って乾燥し、燃やして灰にしたものを釉薬である、“スイートピー釉”にします。
そのスイートピーから採取した釉薬を使って陶器を作るのが濵田さんの作品の特徴です。
スイートピーの他にも船穂町の特産物、マスカット・オブ・アレキサンドリアの古木を燃料とした釉薬を使うと艶のある緑色に仕上がり、ちょっとしたアクセントになるそうです。
「鶏尾窯 濵田伸一〜スイートピーの器展〜」は今月29日(日)までArtSpace路ゞで開かれています。