玉野市在住の木工作家、加門勝美さんの作品展が玉野市のたまののミュージアムで開かれています。
会場には木工作家加門勝美さんが制作した木製の家具やオブジェなどおよそ70点が並びました。
加門さんはおよそ30年前から木工作家として活動していて新しいものを作り出すことにこだわっています。
こちらの作品は“動物が住む環境は人間が守っていかなければならない”というメッセージを絶滅の危機に瀕しているオランウータンで表現しています。
桐の年輪で顔の表情を作っていて穏やかな目で見つめ、人間に訴えているように感じさせます。
加門さんの作品は添えられた文章を一緒に見ることでより楽しむことができます。
栗の木で作ったこちらの作品は玉野市にある王子が岳をイメージしていて、文章を合わせて見ると2つの作品が会話しているかのように捉えることができます。
他にも五右衛門風呂をイメージした温かみのある椅子や動物の形をしたおもちゃなどを楽しむことができます。
「ホルツハウゼン 命をつなぐもの駅東創庫木工加門勝美展」は3月5日(日)までたまののミュージアムで開催されています。