倉敷市の東中学校で立志式が行われ、生徒たちが倉敷市の外郭団体に出向している航空会社の社員から仕事のやりがいや将来を考えるヒントを学びました。
式には、東中学校の2年生211人と教職員、保護者が参加しました。
「立志式」は、将来への決意を明らかにし大人になる自覚を深めようとかつての元服の儀式にちなんで行われています。
これに合わせて、社会で活躍する人を招いた講演会が開かれ、去年から倉敷観光コンベンションビューローに出向しているJALの山下達史さんとANAの市川菜美子さんが講師を務めました。
航空会社の多岐にわたる仕事を紹介し、パイロットや客室乗務員だけでなく手荷物や貨物の搬送、飛行機の整備を担う人など多くの人が関わって利用者にサービスを届けていることを説明しました。
なかでも市川さんは客室乗務員としての経験談を話し、仕事をする中で感じたやりがいや中学生に大切にしてほしいことを伝えました。
この講演は、今年4月のG7倉敷労働雇用大臣会合の応援事業として行われ、今月10日には船穂中学校でも実施されました。