「くらしき防災士の会」は地域防災リーダーを育成するための研修会を開きました。
「くらしき防災士の会」は倉敷市が主催する防災士育成講座を受講し防災士となった有志が2014年に立ち上げた団体です。
現在、70人が所属する「くらしき防災士の会」は今年度、自主防災組織の結成や地域防災リーダーの育成地区防災計画の作成などに力を注いでいてこれまで倉敷市内4カ所で研修会を開催してきました。
今年度、最後のイベントには地域の防災組織のリーダーや防災に関心がある人など約100人が参加しました。
研修会では、岡山県内で防災についての講演会を行っている戸松悦子さんによる防災と近所付き合いに関しての講演が行われました。
戸松さんは、近所の人と普段からコミュニケーションをとることがいざという時の助けになると説明しました。
また、戸松さんは防災に関するポイントを紙芝居を使って説明しました。
この他、会場では研修会に合わせ倉敷市内で防災活動を行う8つの企業・団体などによる展示も行われました。
こちらのブースでは避難時に役立つ新聞紙やチラシを使ったグッズづくりの体験が行われ参加者が、スリッパや箸置き作り挑戦しました。
この他にも、自主防災組織のこれまでの活動をまとめたパネルや防災グッズなども展示され参加者は防災への意識を高めていきました。
「くらしき防災士の会」は今後も地域防災リーダー育成のための研修会を開催していく方針です。