倉敷市出身で、長年にわたりフィギュアスケート界を けん引してきた高橋大輔選手が今シーズンで現役から引退することを発表しました。
高橋大輔選手は、男子シングルでオリンピックに3度出場し、2010年のバンクーバーオリンピックでは日本人男子として初のメダルを獲得。その年の世界選手権、2012年のグランプリファイナルで日本人初の優勝を飾るなど 輝かしい成績を残してきました。2014年に現役を引退しましたが、2018年に復帰し、2020年からは アイスダンスに転向。村元哉中選手と組んで去年12月の日本選手権で初優勝を果たしました。また、今年3月の世界選手権では 日本人の最高記録に並ぶ11位の成績を収めました。
きのう(1日)、公式SNSで村元選手とともに今シーズン限りで競技生活からの引退を表明し、きょう2日記者会見を開きました。なお、二人はきょう(2日)午後8時からSNSのライブ配信を行い、ファンに向けて報告するということです。(かなだいオフィシャルチームアカウント)
高橋選手の引退表明を受けて、倉敷市の伊東香織市長はこれまでの活躍をねぎらい、「今後も日本のフィギュアスケート競技のさらなる発展を 担っていただくとともに、ぜひとも倉敷市の競技力向上にお力添えをお願いしたい」などとコメントしました。