書道を学ぶグループ「撫子会」の書作展が倉敷市立美術館で開かれています。
会場には、撫子会のメンバーが書いた作品や撫子会の代表・三宅楊舟さんが書道教室で指導する小中学生の作品など100点以上が並びます。
撫子会は、大学の部活動などで書道を教える三宅さんが主宰する会で、県内在住の15人のメンバーが三宅さんの指導の下公募に向けての練習など続けているグループです。
用紙をゆらいだ曲線で切り取って継ぎ合わせる技法で作られた「破継」と呼ばれる紙には「書を楽しむ」ことをテーマに会員が好きな言葉や詩などが書かれています。
6つの面がある屏風の作品は6人のメンバーが「花」をテーマに古典の中から好きな歌を書いたものを繋ぎ合わせた力作です。
他にも、好きな言葉を凧用和紙に書いた小中学生の作品や三宅さんが所属する書道グループ「群艸會」の会員が書いた作品などが並び訪れた人は個性豊かな作品を楽しんでいました。
撫子会書作展は21日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。