地域を走るバスやタクシーが大集合です。
両備バスの玉野営業所で公共交通に親しんでもらうイベントが初めて開かれました。
会場となった両備バス玉野営業所の敷地内には、主に玉野市内を走る路線バスや両備グループのタクシー車両が展示されました。
目玉の一つとなったのが、岡山市内の路線を走る「ソラビ」です。
両備グループ創立100周年を記念して製作されたもので、ハイブリットシステムのほか、屋根や側面には太陽光発電が装備されるなど、世界で唯一の車両となっています。
沿線の子どもたちに「夢を持ってもらいたい」という思いから、白色で統一された車内には、絵本コーナーや模擬運転席の設置など、趣向を凝らした仕掛けが盛りだくさんです。
このイベントは、新型コロナの影響により、公共交通機関の利用者が減少していて、特に、路線バスに乗車経験のない子どもたちが増えてきていることから、両備バス玉野営業所の社員有志が企画しました。
お仕事見学ツアーでは、タイヤの空気漏れやボルトの緩みがないかなど、運行前の安全確認のほか、バスに乗車したまま、大型の専用洗車機の中を通る洗車体験など、普段は見ることのないバス運転手の仕事内容に、参加した子どもたちは興奮した様子でした。