県大会出場を懸けた備南東地区の中学校総体は先週末、多くの競技が行われました。
このうち、18日には柔道の個人戦が行われ県大会出場者が決まりました。
倉敷武道館で行われた柔道の試合には18の中学校や道場からおよそ100人が出場しました。
個人戦は、男子が50キロ級から90キロ超級までの8階級、女子は、40キロ級から70キロ級までの7階級で試合が行われ男子は各階級10人女子は各階級6人が県大会への出場権を得ることができます。
選手たちは、中国大会そして全国大会へとつながる県大会出場を目指し白熱した試合を繰り広げました。
男子66キロ級 決勝は倉敷西の髙杉星凪と倉敷第一の小川春が互いに一歩も譲らない緊迫した試合を展開しました。
去年秋に開催された県の新人戦で髙杉は66キロ級で3位入賞一方の小川も60キロ級で3位入賞を果たしていて両者実力は充分です。
積極的に攻める髙杉に対しそれを上手くかわしながらチャンスを伺う小川。
3分の試合時間はあっという間に経過し勝敗は延長戦へともつれこみます。
勝敗が決まるまで延長戦は無制限で続きます。
よいしょ!なかなか決着がつかず延長突入から3分を迎えようとしたところで・・・
小川の足技をかわし得意の払い腰で試合を決めた髙杉。
県大会優勝に向けて大きな弾みをつけました。
このほか、男子55キロ級では児島中の岩田が開始3秒で鮮やかな一本勝ち60キロ級の連島中、久保は内股で90キロ級の倉敷西 松岡は小外刈りでそれぞれ優勝を決めています。
なお、地区予選を勝ち抜いた選手たちが出場する県大会は来月20日、21日に岡山武道館で開催されます。




