倉敷市船穂地区の夏祭りが開かれ、地域の人が船穂音頭を踊りました。
会場の船穂小学校には4年ぶりの開催となった船穂夏祭りの賑わいが帰ってきました。
グラウンドには出店が並び、焼きそばやかき氷など夏祭りらしいメニューが目白押しで終始多くの人が集まる人気ぶりでした。
夏祭りのメイン、盆踊りでは船穂地区で受け継がれる船穂音頭を踊ります。
本番を前に行われた練習では、船穂町婦人協議会のメンバーが踊りの指導にあたりました。
振り付けを覚えたら、いよいよ本番です。
地元の歴史をうたった船穂音頭の歌詞には、水門の高瀬通しや特産品のマスカットなどが盛り込まれています。
子どもから大人までがやぐらを囲い、郷土の魅力あふれる音頭に合わせて踊りました。
船穂夏祭りは、2005年の倉敷市への合併に伴いなくなった船穂町時代の盆踊りの復活版として、船穂小学校区コミュニティ協議会が会を発足した2017年に初めて開きました。
その翌年は豪雨で中止、2019年に開催した後は新型コロナで3年連続中止となり、今年は4年ぶりの開催です。
3回目となる今年はおよそ1000人の地域住民が集まりました。
盆踊りの後は抽選会が行われ、祭りの最後まで賑わっていました。