先週末、倉敷市児島稗田町でお盆を締めくくる夏祭りが開催されました。
輪投げに、ボールすくい皿回しに、ひんやりかき氷。
児島八十八ヶ所 23番札所の稗田大師寺に子どもたちのにぎやかな声が響き渡りました。
今月19日に開催された「ひえだ夏まつり」は緑丘コミュニティ協議会が主体となって開催しているお祭りで去年から稗田大師寺を会場に開催されています。
神社内では、さかなつりやストラックアウトなどのゲームコーナーに加え婦人会や愛育委員などによる炊き出しカレーの振る舞いも行われました。
カレーに使われているのは水で煮るだけで食べられるご飯とルーです。
稗田地区では、2018年の西日本豪雨をきっかけに自主防災組織を結成し地区内のイベントで防災食を食べてもらう取り組みが行われています。
盆踊り炊き出しカレーでおなかを満たしたらいよいよ盆踊りスタートです。
児島に伝わる「どんかっか」や炭坑節、東京音頭などの曲に合わせ踊っていきます。
祭りが行われた稗田大師寺は檀家を持たないお寺でこれまで地元住民が協力しながら管理してきました。
かつては、祭りも開催され多くの人で賑わっていましたが時代の流れと共に祭りは無くなり建物も老朽化が進んでいました。
そんな稗田大師寺をもう一度、人が集まる場にしようと緑丘コミュニティ協議会などが去年からお寺での祭りを復活させ今年、2回目の開催を迎えました。
花火1カットそして、最後は子どもたちが手持ち花火で境内を彩り祭を締めくくりました。