倉敷市船穂町を拠点に活動する写真愛好家グループ「写友くらしき小町」の作品展が開かれています。
旅先の風景を切り取った写真や、動物や人物を撮った写真など、会場には「写友くらしき小町」のメンバー15人の力作95点が並びました。
「写友くらしき小町」は倉敷市片島にあるナカイ写真工房の中井正人さんを講師に、月に1回船穂公民館で活動しています。
月に一度の活動では、活動までに撮った写真の講評などが行われ、作品展に向けて写真を厳選します。
そのため会場には、メンバーの個性が光る自信作が並んでいます。
こちらの作品は渡辺稔さんの作品「赤い月」です。
瀬戸内市の錦海湾から去年のスーパームーンを撮影した作品で、限りあるタイミングでしか撮影できない仄かに赤く光る月をとらえました。
また、この写真展では毎回、会員全員が一つのテーマに沿って撮影した写真を集めるコーナーを設けています。
今回のテーマは「岡山新発見」。
メンバーそれぞれが思う知られていないような美しい景色を切り取った作品などが並び、鑑賞する人が思わず「ここどこ?」と聞きたくなるようです。
写友くらしき小町写真展は9月10日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。