倉敷市の阿智神社の本殿でおよそ30年ぶりに行われている「檜皮葺」の屋根の葺き替え工事を地元の小学生が見学しました。
阿智神社の本殿では檜皮葺の屋根の葺き替え工事がおよそ30年ぶりに行われています。
檜皮葺とはヒノキの樹皮を何重にも重ね、竹で作られた釘で固定する日本古来の伝統的な建築技術です。
きのう、現在では数が減っている貴重な檜皮葺の葺き替えの様子を見てもおうと、倉敷東小の6年生およそ80人を招き見学会が行われました。
児童たちは葺き替えを行っている職人から道具の説明を聞き、竹釘を打つ様子を見学しました。
見学の後は、実際に釘打ちを体験します。
児童たちは葺き替え専用の道具に悪戦苦闘しながら釘を打っていました。
阿智神社本殿の工事は、来年の3月末終了予定です。