平均年齢が80歳に近い市民劇団「伊つき座」が今月15日の公演に向け稽古に熱が入っています。
稽古に励んでいるのは2008年に誕生し、倉敷市を拠点に活動している市民劇団「伊つき座」です。
浜ノ伊三郎さんを座長に60代から80代の10人のメンバーがいて、平均年齢は80歳近くになります。
歌謡曲に合わせて踊るステージを中心に、時代劇、漫談、腹話術など幅広い演目を披露する伊つき座。
高齢者施設を中心にこれまで395回の慰問公演を行い、元気と笑顔を届けてきました。
そんな「伊つき座」の最大の特徴は舞台セットの制作から本番の照明や音響まで全て自分たちで行うということです。
稽古場には本番同様にラジオカセットが用意され、BGMや効果音など手書きの進行表を見ながら裏方が流します。
ここ数年、新型コロナの影響で激減していた公演数も今年に入って回復してきています。
歳を重ねても頑張っている姿を見て感動してもらいたいと意気込む市民劇団「伊つき座」。
次の公演は今週の15日です。
「伊つき座」一般公演
10月15日(日)午後2時からカフェギャラリー「竹」
1人500円