現職の市議会議員が公職選挙法に違反する寄付行為を行った疑いがあるとして総社市議会は政治倫理条例に基づく審査会を設置しきょう(31日)1回目の審査を行いました。
これは今年8月に総社市金井戸に新築移転した病院に対し市議会議長の深見昌宏議員が関係会社の代表者としての氏名で花を贈ったため寄付行為を禁止する公職選挙法違反の疑いがあるとの3人の市議会議員からの審査請求を受け初めて開かれたものです。
審査会には審査請求した議員を除いた7人の委員が出席しました。
きょう(31日)の審査会では村木理英議員を委員長に選び各委員と今後の審査にあたっての手順や確認すべき事項を話し合いました。
まず政治倫理基準に違反しているかの事実確認を行い本人から説明や必要書類の提出などを求め審査していきます。
その後、審査結果を副議長に報告します。
副議長は議会運営委員会に諮って辞職勧告や条例順守の警告など必要な措置を講じることになります。
次回の審査会では審査請求をした3人の議員と深見議員から説明を求め質疑を行う予定です。