障がい者の手作りグルメを多くの人に知ってもらうマルシェイベントが、倉敷市で開かれました。
香ばしいソースの香りが漂う焼きそばや、あんこたっぷり、生地がもちもちのたい焼き。
倉敷市沖新町のイベント会場では、倉敷市と総社市にある4つの就労継続支援事業所が手掛けた食べ物や飲み物を販売しました。
総社市のわくわくハンド・ベルは、手作りしたこんにゃくを串に刺したから揚げにして提供。
同じく総社市のグリーンファームは、大学いもや焼きそばなど自家製野菜を使ったグルメを販売しました。
また、倉敷市のいちごワークスは、事業所の障がい者が手で挽いた薫り高い淹れたてのコーヒーを。
総社市のがじゅまるは、手間暇かけて作ったポップコーンをカラフルに展開しました。
このマルシェイベントは、県内10カ所の障がい者就労支援事業所でつくる団体「おかやま工賃向上プロジェクト」が主催しました。
訪れた人は、事業所が手掛ける製品の良さを味わいながら感じていました。
マルシェには、ドーナツなど一般参加のグルメブースも出されたほか、スーパーボールすくいなど子ども向けの催しもあり、家族連れが楽しいひと時を過ごしていました。
主催者では、来年以降も規模を拡大しながら続けていきたいとしています。