倉敷南高校が創立50周年の記念式典を10日に開催しました。
倉敷市民会館で行われた記念式典には在校生や教職員、学校OBなど約1000人が出席しました。
倉敷南高校は昭和49年、旧倉敷学区3校目の普通科学校として誕生しました。
「自律」「友愛」「進取」を校訓に掲げこれまで1万7000人以上の卒業生を送り出しています。
近年では、地域の課題発見とその解決策を考えるキャリア教育「マチプロ」やニュージーランドのカシミア高校との定期的な交流などに取り組み「グローバル社会で貢献・活躍できる人材の育成」に力を注いでいます。
式典では、平野わかば校長がこれまでの歩みを振り返ったうえで「伝統を大切にしながらも常に一歩先を行くグローバル教育を推進していきます」と語った後、生徒会長の浅田咲菜さんがこれからの南高生としての決意を述べました。
この他、式では歴代校長や同窓会元会長長年学校に勤めた教員など学校の発展に貢献した人たちへ感謝状が贈られました。
最後は、出席者全員で校歌を歌い、創立50周年を祝福しました。
記念式典の後には南高校の卒業生で現在、文化庁次長を務める合田哲雄さんと授乳服メーカーの代表光畑由佳さんによる講演会が行われました。