倉敷市内で活躍するアマチュア陶芸グループ『倉敷陶芸会』の作品展があす(23日)から倉敷市立美術館で始まります。
作品展には、倉敷陶芸会のメンバー17人が作ったおよそ170点の作品が展示されます。
会員は、自宅に専用の窯を設け、本格的に作陶に取り組む人や各地の公民館講座で趣味で焼き物を習う人、また、リハビリの一環として、介護施設で作品作りに取り組む会員など、様々です。
そして、その作風や焼き方も個性に富んだものばかりです。
こちらは、県展にも入選した作品で、彫って描かれた落葉樹と夕刻の木漏れ日が顔料で表現されています。
壺の口には、長年研究を重ねたという釉薬とともに本物の落ち葉が焼き付けられています。
こちらは、低い温度で焼き上げる楽焼で、釉薬に塩を混ぜることで、色に変化持たせた独特な風合いが表現されています。
その他、愛らしい動物や美味しそうな果物など、見る人を和ませてくれる作品も多数展示されています。
倉敷陶芸会の作品展は、あす(23日・木)から26日(日)まで、倉敷市立美術館1階で開かれています。